2008年11月22日土曜日

アクネ菌って?

ニキビができると、「アクネ菌」がニキビの元凶で、とにかくこれをやっつけないと!みたいな考えが長い間浸透していました。

でも、アクネ菌は、病原菌のような特別な菌ではなく、ニキビのあるなしにかかわらず、どんな人の皮膚にも存在する「常在菌」です。

イメージ的に「悪者」あつかいされることがおおいアクネ菌ですが、ムダに常在しているわけではなく、皮膚の酸性度を調整し、弱酸性にたもって、他の病原菌の進入や繁殖をおさえるはたらきをしています。


アクネ菌の性質
絶対嫌気性(酸素を嫌う)
皮脂を栄養に増殖する
により、酸素のすくなく、繁殖時の栄養となる皮脂が豊富な「皮脂腺」は、アクネ菌にとって、もっとも都合がよいかくれ場所といえます。

2008年11月21日金曜日

にきび予防は重要

にきび予防は重要です。にきびが出来て、白にきびや黒にきびといったにきびの初期症状で治療できれば良いのですが、その時の肌の健康状態や体質などにより毛穴内が炎症を起こしたり、膿を持つ化膿にきびまで悪化する可能性があるからです。もし赤にきびや化膿にきびの段階まで悪化したならば、完全にもとの瑞々しい肌へ戻る可能性が極めて低くなります。それだけではなく、見た目上も凸凹やクレーター上のブツブツが目立ちイライラが募ります。白にきびや黒にきびになる前の予防が最も重要と言っても過言ではありません。

2008年11月20日木曜日

にきびの種類

にきびにも種類があります。大きく分けて思春期のにきびと大人にきび(吹き出物)とに分かれ、更に細かく白にきび、黒にきび、赤にきび(炎症にきび)、黄にきび(膿んだにきび)と分けられていきます。赤にきびと黄にきびはアクネきんに大いに関係してきますし、跡が残ってしまう場合があるのもこの2種類のにきびです。また、できる場所も顔だけには限らず背中や臀部など様々です。

2008年11月19日水曜日

にきびの原因

にきびには3つの主な原因があります。

1つ目は皮脂腺からの脂の分泌が盛んになることです。脂腺の肥大化が関係しています。

 2つ目は毛穴の出口が硬くなることです。皮膚の角化の亢進は、皮脂の中性脂肪と細菌の持つ脂肪分解酵素によって生成される遊離脂肪酸が原因になります。

 3つ目は肌の内部に存在する細菌のアクネ菌です。この菌は酸素の少ない状態で増殖し、炎症を起こします。

にきびができる条件がそろえば年齢に関係なく発症します。10代に多いですが、20代からでも40代でもにきびはできます。

2008年11月18日火曜日

にきびのしくみって?

にきび(ニキビ)と、呼ばれるものは、みなさんがよく知っているものだと思います。吹き出物、と呼ばれる場合もありますよね。  にきび(ニキビ)とは、赤く腫れ、痛みをともなう肌の炎症のことです。にきび(ニキビ)は色々な場所にできますが、できた場所や状態によって、分類されるのを知っていますか?一言でにきび(ニキビ)、といっても実は色々あるのです。  また、にきび(ニキビ)が赤く腫れた状態からさらに、悪化してしまったことなどはないでしょうか?赤みがひどくなっていたり、痛みが増していたり・・・ にきび(ニキビ)の赤みや、痛みが悪化してしまうのは、「にきび菌」と呼ばれるアクネ菌の存在が、炎症を引き起こすからです。 なぜ、にきび(ニキビ)ができてしまうのでしょう?一般的に知られているのは、ホルモンバランスの崩れなどで、にきび(ニキビ)ができてしまうことなどだと思います。ホルモンの分泌は、皮膚を正常に保つ上で重要な役割を果たしているといえます。  ホルモンバランスが崩れてしまうのは、どのような場合があるのでしょうか?まず、思いつくのが、経験した人も多いかと思われる思春期にできるにきび(ニキビ)です。